新潟県が今年7月に開場した県立野球場(
新潟市中央区)の有効活用のため、
プロ野球の球団誘致に動き出した。過去にも移転が取りざたされてきたヤクルトには、今回も触手が伸びたのか?
低空飛行が続くヤクルトは9日の
広島戦(神宮)でも完敗し、1970年以来39年ぶりの11カード連続負け越しが決まった。さらに頭が痛いのが客の不入り。クライマックスシリーズ進出に向けた正念場だというのに、8日は1万4495人、この日も1万6335人どまり。第3クール終了時点の平均観客数は1万8388人で、同じ
東京に本拠地を置く巨人の4万787人に大きく水をあけられている。
一方、早ければ2012年の球団誘致を目指す新潟県は、すでに複数球団と接触済みだという。ヤクルトを「競合球団のない地域においで」と口説いてもおかしくない。だがヤクルトの鈴木正球団
社長は「新潟県から話? 主催試合を(県立野球場で)やってくださいというのはあったけど、移転というのは全然聞いてない。複数球団に接触済み? ウチに声をかけてくれればいいのにねぇ」と一笑に付した。
実はヤクルトには本拠地を移せない事情がある。球団関係者は「ウチのグループは商品を作るヤクルト本社と、商品を売る全国各地の販売会社から成り立っている。各エリアの立場は対等で、どこかに重きが置かれるのは許されない。だから本拠地は本社がある東京しかあり得ない」と説明する。過去にもある地方都市への移転が検討されたが、他地域から異論が噴出して白紙となった。球団名を「東京ヤクルト」に変更する際にも、「東京偏重だ」と反対意見が出たというほどだ。
ならば何とか東京で存在感を示したいところ。だが巨人との「東京ダービー」は、すでに今季負け越しが決まっている。CSで巨人の鼻をあかすためにも、3位の座を死守したいところだが…。(笹森倫)(
Yahoo!プロ野球 ニュース 夕刊フジ)
なんという強引な見出し…